性を楽しむということ

夏休みの見事な三日坊主から無事寺に戻ってきた次第であります。またつらつらと、まだ見ぬ4日目を目指して更新していきたいです。
それでは一つ目。
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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00281882.html

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なんだかツッコミどころが多いニュース。
税関で、覚せい剤を見つけたら、すぐに通報しないものなのかとも思うけど、都合良く塩があるということは、日常的にすり替えてたりするんだろうなあ。
外界に下ってきた塩たちが、クラブで出回っている姿を想像すると、ちょっと可愛くもある…。

税関と聞いて思い出したのが、つい先日の、婆ちゃんの葬式。
10年ぶりぐらいに再会した従兄弟が、今では立派に、ある空港の税関をしているとのことだった。
税関で働いてる方と会うのはもちろん初めてなので、会食の際に、溢れんばかりの好奇心で、話を聞いていた。
鼻息の荒い質問攻めの一幕、最近会った珍事件なに?との質問に、彼は待ってましたという顔で、こう話し始めたのだ。
「いやあ、こないださ、ちょっと様子のおかしいタイ人がいてさ、止めて話を聞いてたの。それで、いろいろ話していくうちに白状したのが、そいつラップにくるんだシャブを、まんこに入れてたんだよ!」と。
突然のまんこに、ゲラゲラ笑っていたのだけれど、周りを見渡すと、それはもう、加藤あい阿藤快くらい違う(くりぃむ上田)テンションの差と、人が死んでるってぐらい不穏な空気が流れているのわけ(死んでる)。
それもそのはず、周りには家族や親戚が、故人を偲びながら厳かに会食してる中で、そのたった3文字は、安らかに眠っている棺桶の婆ちゃんが、ガバっと起きて後ろから飛び蹴りするレベルの、破壊力と不謹慎さ。
よくよく考えたら、親の前で、初めてまんこの話をするという、ロストまんこバージン(二重まんこ)を果たしてしまったわけで。
そのことに気づいたら、余計笑えてきちゃって、逆に関心したのです。まんこすげーなと。
中学生ぶりぐらいだろうか、お互いいい大人になって、久しぶりに会った従兄弟と、最初は他人行儀に敬語で話してて。
でもそれこそ中学生みたいな、まんこ発言以来、タメ語で打ち解け合えて、下ネタは、スケベな男同士の壁をぶち破って、心を通わす、最高のコミュニケーションツールだよなあと再認識できたのです(まとめた)。
ってなわけで、TPOをわきまえずまんこ話のできる、シャブ中より異常な彼のメンタルに、献杯

(追伸)

岩塩を持っていて逮捕!?税関が密かに行なっていた「すり替え」とは - NAVER まとめ

コントロールド・デリバリー捜査がうまく進展すれば、荷物の受取人だけでなく密輸を計画した首謀者も含めて一網打尽にするチャンスもある

なるほどなあ。

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女子高生をナチュラルに消費することへのモヤモヤ - 田舎で底辺暮らし

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サドだってペドだって、多くの性的嗜好が現に存在していて、本能的に組み込まれてしまっている性への衝動に、意義を唱えるのはナンセンスだなあと。

理解できないものを「気持ち悪い」ならまだしも、飛躍して犯罪と結びつけてしまうのは、あまりに安直で、ましてや筆者自身が同性愛者ということで、嫌な思いをさせられたこともノンケに比べて多いのではないかと思うんだけど、ある性愛を「理解できないから」という理由で否定するというのは、その構造とあまり変わらないんじゃないだろうか。

ただ、タイトルにもある、あるフェティシズムをナチュラルに表明するということに関しては、確かによく見られるなあと。
周りとは少し違いますよアピールの自称変態が、喜んで自分の性的嗜好を声高に叫ぶのは、やっぱり違う。
本当の変態とは、周りに打ち明けるでもなく、というか打ち明けられなくて、一般人のふりをし、その抑圧された感情を、同士のコミュニティで発散させる、そういうものなんじゃないだろうか。